リモートワークやリモート会議を行う際に困ることとして良く挙げられるのが、スペースの確保です。自宅で行えばいいのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、あまり自分の部屋を他人に見せたくないといった場合もあります。
また、外回りをしているフリーランスエンジニアなどはカフェでリモートワークをする訳にもいかず、場所に困るといったケースがあります。電話であれば外でも済ませてしまえますが顔を出す必要がある場合にはそうそうスペースを見つけられるものではありません。
こうした場合に使う手段として、バーチャルオフィスがあげられます。バーチャルオフィスは、会社が近くにない場合や自宅で仕事をしたくないときに使うことができる作業スペースです。
近いもので言えば、有料自習室に近いとも言えます。バーチャルオフィスの多くは機密性が保持されるように個室形態になっている場合も多く、ZXYなどがこれにあたります。商業施設や駅などに入居していることが多いので、アクセス面においても困ることは少ないと言えます。
ただ、バーチャルオフィスは当たり前ですが他の利用者と同じ施設を共有することになるので、利用者が多い場合には使えないといったことがあります。
都内などにおいては、バーチャルオフィスは数多く存在しているのであまり問題はないかもしれませんが、郊外では取り合いになってしまうことがあるかもしれません。それだけ、バーチャルオフィスの利便性が高いということの証左にはなっているのです。